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流れがすぐにはわからない物を選ぶところが楽しい。

 
新書「二週間で小説を書く!」
 
に、収録されている、なんだか面白そうな書き物実技をしてみました。
ひとりワークショップ。
 

2週間で小説を書く! (幻冬舎新書)2週間で小説を書く! (幻冬舎新書)
(2006/11)
清水 良典

商品詳細を見る

 
 
 
■課題 小説などからある一節を丸々抜き出して、その後は自由に書く。
 
夏目漱石の「吾輩は猫である」より
 
>「雪江さんなんのお話、わたしお話がだいすき。」
>といったのはとん子で、
>「やっぱりかちかち山のお話?」
>と聞いたのはすん子である。
 
 


(以下課題部分)
  
いいえ、やさしく首を横に振った雪江をとん子は羨望の目で、すん子は不思議そうな顔で見守った。
彼女の唇が動いて何かを伝えようとするのを、固唾を呑んで見守る。
 
子供達には、「いばりんぼう伝説」という有名な話があって、それは雪江から
「いばりんぼう」という話を聞かせてもらった子供にはとてつもなくいいことが起きるというものだった。
子供達は「いばりんぼう」の内容を推測したり、
「いばりんぼう」を話してもらえる子供はどんな子供なのか考えあぐねたり、
伝説のとてつもなくいいことというのはいったいなんだろうかと胸をときめかせた。
 
けれど、誰一人として、雪江に「『いばりんぼう』のはなしをして」とは頼まない。
なぜならば「いばりんぼう伝説」には、欲張って、あるいは近道をしようとして
「いばりんぼう」をせかした子供にはとてつもなく悪いことが起きるのだという付帯伝説があるからだ。
 
だからきょうは「かちかち山」、あしたは「きんたろう」だったとしても
子供達は文句を言ったりせず、「いばりんぼう」を雪江が聞かせてくれるその一瞬を待っている。
 
ほんとうのところ、「いばりんぼう」そのものに何の価値があったかというと
そんなものはないということも、子供達はきちんと知っていた。
「いばりんぼう」を待つこと。
それが至福であるのだということについては、気付いていないだけで、ちゃんと知っていた。
 
 
+++++
 
これが何に聞くのかわかんないけど楽しいからいいや。
 
 
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2009.02.21 | | 日記



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プロフィール

九屋あんず

Author:九屋あんず
脚本、イラスト、文筆など。
1988/03/31生まれ。 
公式サイト
ここやあんずにInterview

写真撮影:栗原大輔さん
メイク:都築孝子さん

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