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映画「12人の優しい日本人」感想

わたしは陪審員に選ばれたことはない。
でも、選ばれたら引き受けたい。
そういうことがこの世にあるなら、やってみたい。
 
ひさびさの三谷作品、こういうワンシチュエーションなほうがわたしは好きだなぁ。
 
 
古い作品ですが、以下ネタバレありです。まだの方はご注意を。
 
そして栄えある(?)Most Valuable おじさんは誰なのかーっ?


正義の人のようであった陪審員二号が
いつのまにか
出て行った奥さんを心のなかで裁いていたっていうのは
身につまされるはなしだよね。
 
自分があの状況下にいて、同じような肩入れをしない自信はない。
そういう心理的な動揺を与えられる作品だけど
 
やっぱり肝は、舞台から映画になって、それでもワンシチュエーションを貫いてるところだよね。
 
 
最近の三谷さん原作の映画って、場所も時間もどんどん広がってて
それはそれで笑えるところいっぱいあるんだけど
ひとつの会議室で、限られた時間で、
それぞれの人生の背景を描写しているところがとってもよかった。
 
だからこそラストの感情の昂ぶりにまで達するのが恐ろしかったし、
だいじなことであるように思った。
 
ほぼワンシチュエーションで長回しのシーンが多くて、
セリフを言っていないあいだも画面にたくさん映ってるんだよね。
そこにも人柄が出ていて面白かった。
 
 
三谷さんが描く、めんどくさい自己主張の強いおじさんの描写はリアルだよね。
審議長の横のおじさんのあの、イラーッとくるかんじ、面白いよねぇ。
どの話にもいるよね、ああいう感じのキャラクター。
あとちょっと考えが足りないけど可愛い女の子の役も多いよね。
有頂天ホテルの堀内敬子様はほんとにかわいかった。
 
 
あとは、女子はみんな思うだろうけど
トヨエツって、ちがうねやっぱり!笑
変な柄のシャツに変なパンツ履いてても、やっぱりかっこいい。
なんであれを着ることになったんだろう。
 
「愛していると言ってくれ」みたいな、白い爽やかシャツじゃなくても
やっぱり色っぽさがある。話に華が出るよね。
あの役、おじさんだったらやっぱりちょっと物足りなかったよね。
舞台版では江口洋介さんも演じてるんみたいね。
 
 
さて、そんなおじさんの多い「12人の優しい日本人」の
MVO(Most Valuable おじさん)は・・・
 
審議長・陪審員一号役、塩見三省さん。
 
ほかの十一人の盛り上がりの中、ずっと安定感があったし
再現するときなんかわたわたしているのも可愛らしかった。笑
塩見さんは優しい役も怖い役もいいんだけど、
どっちでもない普通のおじさんで、土曜ワイド劇場とかに出てるのも好きです。
 
いやぁ、おじさんって本当にいいもんですね。
 
 
【おじさん好きにはたまらない、歴代MVO受賞者】 こちらから今までの感想すべてが読めます
 
「のぼうの城」佐藤浩市さん
「僕からみれば僕が正しい、君からみれば君が正しい」(舞台。感動しすぎたし、みんな若くて受賞者なし)
「悪の教典」(感動しすぎで受賞者未発表)
「宮廷女官チャングムの誓い」長官様
「ジャイアント」チョン・ボソクさん
「大奥~永遠~」老けたあとの堺雅人さん
「アウトレイジ」國村隼さん
「ストロベリーナイト」(映画版)遠藤憲一さん
「十二人の優しい日本人」塩見三省さん
 
わかるぅ!って言い合うためだけに並べてみました、集まれ、同志。

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2013.01.30 | | 本・映画・ドラマ・舞台の感想



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プロフィール

九屋あんず

Author:九屋あんず
脚本、イラスト、文筆など。
1988/03/31生まれ。 
公式サイト
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写真撮影:栗原大輔さん
メイク:都築孝子さん

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