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おなかいっぱいモンブランを食しまして、アールグレヰまで戴いてそれはそれは満足だったわけで、しかしてそのあと本屋さんでちいさいこが「パパーパパー」とずッと呼んでいるのを聞いて涙しそうになりまして、何故かと言いますとわからないわけで、本屋という完成品の巣窟が時に恐ろしくなるからでせうか。 総合的にみづからを省みるのも大概にしなくては持たぬと知りつつ気付けばさうしてゐる事も善き処と誉められたなら強いでせう。 カフエで日曜でもビヂネスの話題が飛び交うさまにもまた打撃を食らいまして、眼が煮えたぎったビヂネスマンは矢張り恐ろしひ。 しかしその眼に感嘆の色を付けたひなどと野心致します。 |
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