絵が旅をすることについて
たまに想像するんだけど
ひとに差し上げたわたしの絵は
いまどこでどうしているんだろう。
 
パソコンで
銀座で
ヘルシンキで
飛行機のなかで
 
わたしの手元を去ったあの絵の数々っていうのは
どこでどうしているんでしょう。
 
 
絵に携帯電話を持たせることができたなら
毎日わたしは電話するのに。
 
いまどこでなにをしているのか
ちゃんとお前は劣化せず凛としているか
 
非常に気になる。
いつかやりたいね、絵の行方を追う旅。
 
 
 
いまのところ考えられるのは
 
国内の方々の手元
ヘルシンキのカフェの壁
ホテルのハウスキーパーの台車
バルセロナの美術館のどこか
イギリス系の男性の手元
 
絵にふたたび出会えたならば、
わたしはもっといい絵をクリップで止めて逃げる。
【2007/10/14 14:45】 | 思いこぼれ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
| ホーム |