ちかごろの夜
 
ちかごろの夜は愉しい。
「ちかごろの」というのは、
これからも愉しいかどうかはわからないからだ。
 
 
ヘッドフォンをすっぽりとあてて、
絵に没頭して作業したりしている。
 
部屋中のあかりをつけて
(といってもすべて、ぜんぶぼんやりと無力でかわいらしくて意味深)
「罪と罰」を読んだりしている。
 
フランス語で、
誰に言うでもなく文章を暗唱している。
「この小包を船で送りたいんですけど」とか
「わたしの息子は角のパン屋で働いています」とか。
 
ほとんどほうじ茶をのみ、
ときどきハーブティを飲んだりしている。
(血流のわるいところをさがして
 そこに血液を送り込むという、驚愕のハーブが存在する。)
 
起きているらしい友達のメールを
待ったり待たなかったりしている。
 
 
あー、まったくもって愉しい。
昼なんかよりよっぽどいいので
当分は夜生きることにしたい。
 
【2007/09/13 14:45】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |