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映画「アメリ」のなかで 映画館で映画を見ている他人の顔を見るという行為に それはもうふかくふかく興味を寄せたわたしは もうここ4年くらい、実行にうつしている。 みんな素顔でかわいい。 面白い映画は、映画館で見たい。 たくさんのひとの笑い声がきこえるからだ。 このひとたちみんな同じ事でいま笑ったんだと思うと その事実のほうが面白い。 反対に、考えさせられる映画は 思考の針が振り切れるほど感受してしまい 貧血をおこしたりパニックになる。 (でも、予見していてもなお、たびたび一人で見に行く 誰かと行くと迷惑をかける) 映画館では最初の予告がだいすきだ。 「おもしろいぞ、おもしろいぞー」と爆音とともに迫ってくる。 なんとか賞ノミネート、とか 脚本だれそれ監督だれそれ夢の共演、とか。 監督がかならずしも映画を大ヒットさせる気かどうかは怪しいが 予告にはもう売り手の意図が強く乗っていて 非常に面白い。 そしてなにより、一緒にいった人が予告を見て 「あ、これ原作読んだ」とか「これ今度見たい」とかいう すばらしい誘い水をさらりと言ってくれるのでうれしい。 きょうも映画館に行ったけれど いつものように、それはもうたのしかった。 |
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