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すきだったもの

小学生のとき
わたしはなにがすきだったんだろう。
 
物事を思い出しても
すきだったかどうか覚えていない。
 
やっぱり絵はすきだった。
 
男の子かなにかに絵をとられるかやぶられるかして
なみだがじんわりしてきて、
普段ほとんどしゃべったことのない運動の得意な女の子がきて、
その子に
「同じ絵は二度と描けないんだ」と
泣きじゃくりながら力説した。
その子はなだめてくれて、職員室に連れて行ってくれたけど
職員室なんかなんの役に立つんだと冷静に思っていた。
 
そういえば職員室のドアは、
なにか器具がついてて自動的にしずかにしまるようになっていた。
あれはすきだった。
 
 
すきだった男の子の誕生日はなぜか今でも思い出す。 
 
彼の家でやったクリスマスパーティー、
はじめて飲んだ子供用シャンパン。
 
 
ほかにすきだったことは、
なんだったっけ。
 
というか、高校のときすきだったものも実は覚えていない。
 
はては、一年前なにがすきだったか覚えていない。
 
 
今好きなものは、
手元にある自分の名刺。
手書きでつけた水彩のにじみがたまらなく善い。
 
私のつけ方が善いのではなく、
水彩側のにじみに能動性を感じられて、たまらなく善い。
 
 
でもきっと、明日には明日の好きなものを見つけるんだろう。

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2007.07.23 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



正式決定 8/2~9/30

 
正式に期間が決定いたしました。
 
8/2~9/31です。
 
1日は定休日だそうで、
見られるのは2日からになります^^
みなさまどうぞお越しください。
 
詳細はこちら

2007.07.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 名古屋→東京ツアー



東洋医学

足裏のツボ押しが得意だ。
 
きっかけは自分の体調不良を治したくて
本を買ってきてやってみたことから。
 
あしのうらにはなぜか
からだの各部位に対応するツボがあって
痛いツボやごりごりするツボは、
たしかに今じぶんが抱えている体調不良の場所と一致するのだ。
 
 
一時期、医者になりたかった。
東洋医学を学びたかった。いや、いまでも学びたい。
 
芸術系の大学に入っておきながら、
漢方を処方する人になろうかなぁとおもっていた。
 
ツボの神秘といい、漢方の自然との調和といい
不可思議なその性質に魅せられていた。
まるで魔法みたい。
  
 
ではなぜ医者になるのをやめたのか。
第一に
自分で薬草を育てて乾燥させてゴリゴリすり鉢でする、ということがしたかったのに
もうそれはどこぞの企業が綺麗に顆粒にしていることに気がついたから。
第二に
数学と理科ができなかったから。
第三に
やっぱり絵を描くことが私には善かったから。
 
 
ちなみに東洋医学者になりたかった期間は
だいたい
2週間くらいだった。

2007.07.18 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



決断

大きな決断は意外とあっさりくだす。
 
 
今夜の夕食とか、昼食とか
どこかに寄って帰るか帰らないか
これを買うか買わないかなどでは
 
家や駅やお店のど真ん中で
立ち止まって「今考え中」といって迷うくらいなのに。
 
 
なのに。
 
大きくそして勇気のいる決断は
こざっぱりとくだすのがわたしの特徴だといえる。
 
ヘルシンキに行くことも、
名古屋で個展をすることも、
学校を辞めたり決めたりすることも、
憎み続けたひとをゆるすと決めるのも。
 
まわりが仰天するほどのはやさだったとおもう。
口当たりさっぱりもいいところ。
決断を下した実感が本人もわかない速さ。
 
 
おそらく、鮮度の高い人生でいたいからなんだろう。
以前、おなじく絵をお書きになる方とメッセで話していて
鮮度を高く保ち続けるというはなしをしたら
 
「でもそれってすごく、エネルギーがいりそう!」
 
とおっしゃっていた。
バイタリティと表現なさったかな。どっちだったっけ。
 
たしかに。
ものすごくエネルギーが必要。
だから別に、善いやり方ではないんだろうな。
 
 
でもほら、
どこかで聞いた言葉だけれど
「世の中には三つつやり方があって、
 ひとつは悪いやり方。
 ひとつは善いやり方。
 もうひとつは自分のやり方。」
とも、云う。

2007.07.14 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



生存

あるビジネス系実用書に
自分の未来のプランを書き出してみる、
という提案が記されていて
おもしろそうとおもって実践してみたことがあります。
 
 
けれども、それらは、
のち数十年、果ては明日わたしが生きている前提でのこと。
 
自分に与えられた時間というのは、
うごかなくなるときがくるまでの間隔で
 
明日自分が如何なるか知る由もないと識ったとき、
わたしは焦ることをやめたようにおもう。
高校の時にはもう焦ることを忘れていたとおもう。 
 
「今」しか、見ないというか見えない。
だから、焦る理由がない。
 
でもそれでいて、
「ここだ!」というタイミングを見計らっている事柄も混在する。
ここが未だわたしの甘さだ。
 
 
そら、いままた日付が変わろうとしているけれど
現時点、わたしは生きている。
 
そのこと以外のほとんどを、わたしは識らないといっていいだろう。
 
 
ここ数週間、
さまざまなかたの人生のほんの一部を垣間見る機会が多くて、
生存と、その認識について、なんだか思いこぼれる。

2007.07.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



おしらせ

個展タイトルを決定いたしました。
 
九屋あんず第壱個展
「浪漫」
 
浪漫といえばなんでしょう。
大正浪漫、ロマンチック…いろいろ言葉が在りますけれども
此度お届けいたします「浪漫」は
わたくし九屋が夢見、描く幻視で御座います。
 
どうぞお愉しみに。
 
 
さらに、
開催期間延長が決定いたしました!
 
8/1~9/31まで
なんと二ヶ月間の展示で御座います。
 
暑さが控えめになる九月、
是非名古屋「洋食亭 彩」までお越しくださいませ。

2007.07.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 名古屋→東京ツアー



かかと

 
新宿の朝
わたしは、靴のかかと部分を落とした。
 
何度もとれそうになっているのを
補修していたのに
今朝きゅうにそのときはきた。
 
ヒールにもみたない、
わずか7ミリくらいのゴム製のかかとは
急ぐ私の足から離脱していった。
 
 
なんどもわたしを支えたあのかかとが
足から落ちて
アスファルトによこたわるのを見届けて
 
「ばいばい」
 
といって目的地へと急いだ。
 
 
ばいばい、どうもありがとう。
 
朝いまだ空気の冴える新宿は、しばらくわすれられないだろう。

2007.07.08 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記



描きたいもの

ここ二、三週間のあいだ
三回ほど石膏デッサンの体験学習をさせていただく。
 
 
そのうちの一回目が月曜でした。
しらないひとだけで構成された空間。
まるでヘルシンキだ。ヘルシンキよりも、難度が高かった。
 
すきな石膏像をえらぶよういわれ、
迷わず女性像を選んだ。
他は、キリッとしたスカーフを巻いた男性と
険しく鎧をまとった高齢の男性だった。
 
わたしのえらんだ女性像のみが、
しっとりうつむいていることが善かった。
 
 
そしてさっそく石膏デッサンがはじまる。
 
先生がいらっしゃるのは午後とのことで
午前中は、しらない他の生徒さんたちの作業を参考にしていた。
(結局なんの真似もしなかったし、できなかったが)
 
 
参考にしていると、わたしの視点は
その人の動作から
その人自身へとうつっていった。
それはもうするすると、自分でも面白いくらいに。
 
つまり、作業観察ではなくて、
そのひとのまなざしや、何度も使われているらしいパネルの汚れ、
石膏とのにらみ合い。丸出しになった鉛筆の芯。
ひいては、そのさきの目標を見据えているであろう脳内。
 
その生徒さんのことのほうがよっぽど描きたい
 
と、はっきり思った。
 
うつむきの善い女性像よりも、
今そこで呼吸をしているその人自身を描きたい。
 
わたしが避けたスカーフの男性のデッサンという課題を
なにかしらの目標のためこなす
そのひと自身の熱と汗と焦燥感の素晴らしさやいかに!
 
 
そのひとの今のその一呼吸を捉える一枚を描きたい。
それができれば、わたしはそれでよいのだ、ということを
石膏デッサンから学ばせていただきました。
 
 
のこり二回の体験でも
おなじようにもどかしくなるのだろう。
 
動かない対象よりも、
それを課題として背負う生徒さんの一呼吸のほうが
魅力的で危うくて、愛しくて善いだろう。

2007.07.08 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



投票

新投票、ここにいらっしゃるのが何度目かについてのアンケートです。
左のフォームよりご協力お願いいたします。
 
 
 
前回の投票について。
 
たくさんの投票ありがとうございます^^
 
九屋が漫画に挑戦するならどんなものがいいかについて、
お伺いしたわけですけれども、
 
友情、シュール、年代物、恋愛・・・
 
 
ほぼ同票!!笑
 
 
逆にノッてきました。
実現目指します!
 
 
新投票のほうも是非ご協力ください^^

2007.07.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記



名古屋個展ポストカードについて

basistsome.gif

 
今朝公開になりました、
このテンプレートのベーシストのイラストは
ポストカードにする方向で決定です。
 
愛知県に遠くて来られない方にも
ポストカードは8/1~10までの間通販の受付をいたしますので
お愉しみ戴ければと思います。

2007.07.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 名古屋→東京ツアー



内ポケット

かばんの内ポケット。
 
特に祖父はそれにこだわりをもっていて
ファスナーつきでなければいやだというひとなものだから
母は父の日に困っていた。
 
わたしはキャメル革のかばんをプレゼントに薦めたが

「それファスナーのついた内ポケットある?」

と、母に問われて、絶望的だと思った。
キャメルの革鞄にファスナーのついた内ポケット!?
 
 
かく言う母も、
ファスナー内ポケットへの信頼は厚い。
そこに鍵とか大切なものをいれておけば安心だという。

とくに鍵に関しては、かばんのなかを探さないですむから良いのだそう。
 
 
一方わたしは気にしない派。
ぱっくりと口を開けたシンプルな帆布のトートも
儚すぎる弱さで咲くパーティーバッグも好い。
 
しかしそれらは安全面において
祖父や母には門前払いを食らうだろう。
 
 
 
結局、母は悩んだ末
わたしがべつに薦めておいたハンドメイドの時計を祖父に贈った。

  
それについても最初、母は
 
「これおじいちゃんにはゴツゴツしすぎている」
 
なんていっていたのに、いざ時が迫るとそれを購入したらしい。
 
 
どんなものであっても、
娘から貰った物なら嬉しいだろうから、
悩む母を見ながらわたしは善い意味で「何を贈るかなんてどうでもいい」と思った。
 
それでも母は悩み考えあぐねていたから
「最後にあたしの名前を出せばいいよ」と言っておいた。
 
娘の娘が選んだ物なのだ。
文句は言わせない。

2007.07.03 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



「クリエイティブ」

 
「クリエイティブ」
 
創造的とか、そういった意味のわたしの好きではない言葉です。 
厳密にいうと
「クリエイティブな仕事」
みたいな使用のされかたを好かないんです。
 
出産だって、criativeだと思うし
食事だって、じぶんの血と肉をcriateするcriativeたる行為だと思う。
 
Criativeな行為というのは、
画家やイラストレイターやらなんやらに限らないのです。
 
 
もう一点挙げれば、
「クリエイティブな仕事が格好良い」というような風潮も
あまり好みません。
 
たしかにその言葉を使うならば私は「クリエイティブな事」をしているのかも知れないけれど
 
わたしのなかで一番好いcriationは
継続してゆくことや、
皆さんの生活の中にわたしの絵を挟ませていただくことで、其の人のなかになにかを生成することや、
出産や、食事、それから恋愛、さらには経験
それらを用いて総合的に生まれ往く「今の自分」の構築。
 
いまの呼吸ひとつが、自分をcriateする行為。
そうおもって生きていられたら善いと思うのです。
 
 
さらに最後に一言言わせていただければ
クリエイティヴであり。
vなのだから。bではありませんので、クリエイティヴです。

2007.07.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 思いこぼれ



Jumping-pinkver.

yes-somepink.gif

 
リクエストにお答えしてお作りした
Im Jumping Im happy のピンクヴァージョンが公開になりました。
 
これのマグカップも作ろうか迷っているのですが
なにかご要望等ございましたら、
コメントや拍手などに残していただけるとうれしいです^^
 
わたしにはひとつ、
おこがましくも目標があって、
共有テンプレートの一覧の横に今週のランキングがありますよね。
そこに載ることがひとつの目標で
今朝、
それを確認いたしました。
 
 
みなさん、ほんとうにどうもありがとう。
わたしのまだまだ拙い作品を、
それでも愛してくださってありがとう。
 
みなさんのために今後も絵を描かせていただきたいと思います。

2007.07.02 | | コメント(2) | トラックバック(0) | Works



マグカップ販売のお知らせ

 
いますごく緊張しています。
 
本日7月1日より、マグカップの販売を開始いたします。
 

 
↑このボタンをクリック♪
 
これは、CLUBTさんというサイトさんでやらせていただいています。
 
もともとはTシャツメインで、
好きなデザインをプリントして作ってくれるサイトさんだったのが、
マグカップ、文字盤、トートバッグにまで
プリントが可能になったようで参入を決定しました。
 
 
グッズ物は受け入れていただけるだろうかと
ずっと緊張していて、いまもどきどきしているのですが。。。
 
値段変動はしないように固定しようとつとめてまいりますが、
最初のうちはご容赦くださいませ。
 
 
九屋作品をいつも楽しみにしてくださる方のお言葉ひとつひとつに
ほんとうに後押しされるようにはじめられました。
 
どうもありがとうございます。

2007.07.01 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記



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プロフィール

九屋あんず

Author:九屋あんず
脚本、イラスト、文筆など。
1988/03/31生まれ。 
公式サイト
ここやあんずにInterview

写真撮影:栗原大輔さん
メイク:都築孝子さん

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