サシ
はなしをすることがすき。
 
三人。
四人。

いえ、できれば。
どんな相手にでもわたしは「サシで。」と申し込む。
 
そう、わたしはどうしても二人きり、サシで人と話したい。
高校の友達と会うときもほぼサシ。
大学の友達ともほぼサシ。
会ったことのない方とお会いするのも、サシ。
 
怖いか怖くないかなんて、
そんなことはわからないのだから気にしない。
わかっているのは、
サシでないとひきだせないものがあるということだけ。
 
 
もちろん会議や飲み会にも楽しく出席させていただくわけですけど
そこにはそれぞれの立場が生じるから
やっぱりみんななにかしらのベールをかぶる。
 
 
でもサシだと
相手に対する立場のみで構わないから
非常にふるまいがシンプルで透明になってくる。
 
わたしはそのさまが好きで好きで仕方がないのです。
あたらしいすがただとか
気づかなかった癖だとか
洋服や、香水、かばんのおおきさ…
すべて相手に対しての立場だけですむから、そのひとが透明になっていくんです。
  
或いは、団体の中でたまたま席が隣になったとかで
サシ状態になるなども含め、その相手の変化たるや善すぎる。
 
面と向かうとはこういうことだと毎回思う。
  
 
 
幸い、わたしは出会う方に恵まれていて
愉しくも厳しくもあるお話をたくさんお伺いして
 
その人が
たとえば品川駅からどこか遠方へお帰りになるのを
たとえば新宿駅のどこかへきえていくのを見送りながら
その顔が、透明に変わっていったところをおもいだすのです。
 
それがまた善く、
別れてすぐ、また今度とメールを送る。
【2007/06/16 22:22】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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