九重作品の原点思想。
新テンプレ 「御婦人街道」について。
モダニズムのはなし。
わたし、ここのえあんずが考える日本モダニズムというのは
日本くささの抜けない不器用さを愛するというものです。
日本は鹿鳴館にはじまりたくさんの外国文化を取り入れ
大正昭和と一般的に「モダン」と称される時期を駆け抜けたわけですが
「なあにここはヨーロッパ?」などと勘違いできることは
ついぞなかったと思われます。
大通りから一本道を入れば
もうそこは江戸からの木造建築が立ち並んだり
やれモボだモガだと言っても、
彼ら彼女らのカバンの中身は、まだ日本の色が濃く残っていたことでしょう。
心に秘める色は、まるで粋な着物のように
表面よりも鮮やかな色をちらりとのぞかせていたことでしょう。
ここのえはそれこそが日本の愛らしいところだと考えています。
外国文化をそっくりそのまま取り入れたようで
心の中はやはり東洋、やはり日本。
スープもいいけどやっぱりおみそしる。
(しかし現代のファッションはどうでしょう。
表面の広い面積に鮮やかでかわいい色をおき、
皮膚に近づくにつれ表面の色を引き立てるような地味な色が多く、
かつての色彩感覚とはもうまるで逆転しています。)
今回の作品では
モダンスーツを着せつつも、
ビビットカラーをちらりとみせる小粋な色を使いました。
これがわたしの日本モダニズムの描き方です。

近日公開!!
師走のイベントを、赤と緑以外の色で待ち構えたいあなたへ。
モダンカラーがすきなあなたへ。